馴れ合いとチーム
インコさんと暮らして69日。
インコさんは、部屋の中を好き放題に素早く飛び回る。
飼い主は追いつけない。
呼んでも、なかなか、飛んで来ない。
気ままに自由に飛び回るインコさん。
あと、2ヶ月位で成鳥になる見込みだから、人間でいったら、反抗期を迎えたのかな?
自分より、100倍は大きい飼い主は恐れないのに、自分よりちょっと大きめのおもちゃは怖がるのが、不思議。
一房のみかんや、小松菜も恐れて、食べようとしない。
まだまだ、インコさんのことはよくわからないし、距離感も掴めたとは言えない。
どちらかと言えば、飼い主は、インコさんに信頼されていると言うより、舐められているのかもしれない。
焦らず、暮らしていこうと、思う。
これって、自分と、会社の人との人間関係に似てないか?
一見すると、良好なチームワークで、一緒に仕事している。
何も口には出さないけれど、心の中では、どんなふうに思っているか、悪く思われているかは、わからない。
とは言え、起きている時間の大半を会社員として活動しているから、社員同士が、馴れ合ったり、まるで家族や仲良しの友達かと錯覚して、甘えがちになりやすい。
「会社の人間関係なんて、どうでもいい。」
と、思っていても、その気持ちが態度に出ると、チームワークがゆがんでしまう。
精神的に成熟した大人なら、心にもないことが、いとも簡単にできてしまえる。
それが、発達障害の特性があると、いきなり難易度が高くなる。名前の通り、発達に障害があると、感じるのは、こんな時。
手に乗せたインコさんに、フンをされた時、初めは、驚いていた。今は、何も言わずに、さっさと拭き取るだけになった。
インコさんと暮らすと、精神的な成長が期待できるね。
