誰も知らない大きな負債

2025年01月05日

インコさんと暮らして62日。


今日は、年始休暇の最終日。


すっかり馴染みになった

ペットショップに行って、

インコさんのグッズを買う。


放鳥の終わりに、

「ホーム」と、ケージを指差すと、

インコさんは、迷いもなく素早くケージに戻る。

その潔さが、飼い主を受け入れてくれたこと、信頼の証のようで、とても嬉しい。


それに比べて、飼い主は、

セミナーでいい話を聞いても、

「でも、自分にはできない」

「どうせ、やっても無駄」

と、何もしないであきらめること、数回。


それでも、ちょっとやってみて、

期待した結果がすぐに出なかったりすれば、


「だって、ダメな自分だから」

と、自分にダメだし。


こんなことの繰り返しなら、

新しいことが、したくなくなる。


こんな考えは、しなければいいのだけれど、

決まって、誰かにささやかれているようで、考えてしまう。


潔いインコさんをみて、ひらめいた。


この自分ダメ出しのささやきは、

親から引き継がれたのではないか?


親自身の人生を、子供の人生に重ねて合わせていったのか、

子供に、一方的に自分に都合のいい期待をして、裏切られたか、


とにかく、親のダメだし思考が、飼い主の習慣になってしまった。


それは、まるで、思考を妨げる負債。

いつまでたっても、減らない借金のよう。


でも、お金の借金とは違う。

自分以外の人は、何も関係ない。


だったら、

「もう自分をダメ出しする負債なんてない。」

と、宣言しても誰にも、とがめられない。


今度、「でも、どうせ、だって」

で始まる言葉を自分にかけていたら、


「もう自分をダメ出しする負債なんてない。」

っと、心の中で、大声で言ってやろう。


 

ケージには戻ります。
ケージには戻ります。