親ガチャ外れでも
2024年12月03日
インコさんと暮らして29日。
毎日が、おだやかに過ぎていく。
12月になると、クリスマスや年末年始のイベントで、気持ちがソワソワする。
でも、今年は落ち着いている。
そもそも、インコさんがいると、長期間の旅行は難しくなる。
でも、それがちっとも残念じゃない。
今は、インコさんと一緒にいるだけで、
満たされる。
インコさんは、親鳥といつ放されたかはわからないけれど、まだ、大人の成鳥になる前に、親離れしている。
人間も生き物だけど、他の動物の子育てとは違って、子供の時間が長い。
卵を生みっぱなしで、親とは一度も会えない魚。
生まれて数時間で立ち上がり、親とそっくりに走りだす馬。
なのに、人間は生まれてから、18年以上経って、ようやく成人する。
よく、人となりは、遺伝か環境か、どちらの影響が高いか、議論される。
人間だけが、子供の時間が長いのは、
学校教育があるから?
人間社会で上手に生きていくためには、社会からの教育が必要だから。
親から受け継いだ遺伝、本能だけでは不十分だからでしょう。
だから、親ガチャに外れて、毒親に育てられても、学校教育や社会人になってからの生活次第で変われる。
発達障害の特性があっても、
社会での経験から、どう振る舞えばいいか
身につけられる。
毒親の言葉によってつけられた心の傷は、
別の人の言葉で直せる。
毒親に付けられた足かせは、もう外せる。
外せない理由があるとすれば、それは自分の内側にある。
これからの人生を台無しにしないように、毒親はゴミ箱にポィ。
