自分の居場所
2024年11月29日
インコさんと暮らして25日。
家に戻って、インコさんに
「ただいまー。」
と、挨拶をする。
私の顔を見ると、ケージの中で、一番近くの角にやってきて、ケージの棒に嘴をかけて、
自分の体を上下させる。
「無視していれば、そのうち
しなくなるよ。」
と言われて、ガシガシ音がしている時は、
聴くだけ聴いて、
視線を向けず、見ないようにしている。
少し経って、静かになって、
「キュルキュル」し始めたら、
声をかけて、
手をケージに入れる。
すると、
手に乗ってきて、指や爪をガジガジかじる。
痛そうで、痛くない。
そして、話しかける。
インコさんがいなかったら、
口を動かすことがなく、
唇が乾いてくっつきそう。
出張しても、旅行しても、
いつもと変わりない生活ができる。
それは、私が一人でいるから。
家でも、ホテルの一室にいても、
私の体も心も変わらないから。
自分が誰かとの関係があってはじめて
の場所にはない、自分の居場所になる。
インコさんとインコさんの飼い主の関係性がとても心地よい。