毒親の後遺症の治療法
ニ代目のインコさんをお迎えして3日。
今日は、春になったみたいに暖かかった、昨日と一昨日とは桁違いの寒さで、しかも雨。
朝、インコさんが冷えないように、素早くエアコンをセットして家を出る。
帰ると、インコさんは、えさ箱にすっぽり入って食事中。
ひとしきり食べると、止まり木に移って、
「ピョロピョロ、ジジジジ」
と、機嫌のいい時のさえずり。
昨日はエアコンなしで、室内が30℃にもなったのに、今日はエアコンつけっぱなしでようやく28℃。
気温と天候の変化の目まぐるしさに
翻弄される。
山の天気のよう。
でも文句を言っても何にもならない。
「とにかくよかった。」
飼い主は、かつて、判断が遅かった。
言うことに従うように命令する
一方で、
従って、行動すると何かと難癖つける
ダブルスタンダードの毒親。
こんな親と四六時中過ごしていたのだから、
何か一つ決めるのも、本当にそれが正解かどうか、親(やがて他人に変わる)の確認を求めずにいられなくなるのも、ごく当然のことだと、今ならわかる。
幸いに、飼い主は、転職しても職種は変えなかった。
だから、仕事の経験値が積み重なり、今は会社での仕事に、ほとんど迷わない。
今に至るまで、色々な失敗をした。
失敗した当時は、大変な思いをしたはずだけど、今となっては、ほとんど思い出せない。
わかるのは、
「行動して、よかったこと」
だけ。
もし、行動しなかったら、
今でも、決断できず、他人の意見に振り回されたままだろう。
考えるのは、頭の中にしかない。
考える脳が、他から刺激を受けなければ、延々と同じことを繰り返してしまう。
何もできないまま、ただ時間ばかりが過ぎ、できない自分の証拠を集めるだけ。
ますます自信を無くし、さらに判断がしにくくなる。
こんなバッドサイクルを、断ち切ったのは、
「取り合えず行動すること」
経験が浅く、責任がほとんどないポジションなら、仕事で失敗しても、
ほとんど取り返しがつく。
「原因は、監督者である上司とのコミュニケーションがうまくいかなかった」と言えば、
(自分の本当は低いスキルを棚に上げて)
「自分高いスキルを発揮できなかった」と
言えてしまう。
行動して、失敗したら、その原因を探って、次回は気をつけるだけ。
(密かに低いスキルをアップする訓練をするだけ)
その繰り返しで、毒親の後遺症が治る
だから、会社員をするのは、最良のリハビリ
。
