心理的虐待からの脱出

2025年01月19日

インコさんと暮らして76日。


今日は休日、普段は中々しない、部屋の隅々まで掃除をする。


すると、インコさんの黄色の羽が結構あることがわかる。


インコは、生まれてから、半年後ぐらいまでに、換羽(かんう)期がきて、羽が生え変わるらしい。


インコさんは、見た目変わらないように見えるが、ちゃんと時を刻んで、大人になっていく。


飼い主も、インコさんと暮らすことで、

変わっていける。


朝早く起きるし、毎日掃除するようになった。インコさんのことを考えて行動するようになった。


でも、最も大きな変化は、自分が本当にやりたいことは何かを真剣に考えるようになったこと。


これまでは、学校の成績や、会社での昇給や昇進、転職など、他人から認められるために

行動していたと思う。


他人の評価は、評価の対象である自分では決められないから、想像するしかない。

他人から求められることばかりをこなして、他人からどう思われるかのかを、気にしてばかりいた。


忙しくして、自分のことを考える精神的余裕も、時間的余裕もなく、ただ辛いだけ。

だけど、他にどうしたらいいか、何も見えなかった。


インコさんに話して、(言葉は返ってこないけど)、自分の思いを言葉にする過程で、自分の考えが、わかってくる。


毒親に酷いことをされたけれど、それが、今の生活にどんな影響を残しているのか、

見えてきた。


いくつもあるけど、一番酷いのは、度重なる心理的虐待で、自分が何をしたいのか考えられなくなったことだ。


それが、今インコさんと暮らすことで、

自分が何をしたいか考えられるようになっている。


インコさんと一緒に、変わっていける。
 

けっこう、羽は抜けます。
けっこう、羽は抜けます。