シロクロつけると辛くなる 

2025年01月23日

インコさんと暮らして80日。


朝、出かける時、不機嫌な声でピロロって鳴かれた。


「嫌われたかも」


と、飼い主は気になったが、

家に帰ると、いつもの出せ出せダンスをしていたので、ホッとする。


この、すぐに好きか嫌いかを判断したがるのも、発達障害の特徴の一つとして、とらえられることがある。


ゼロか100か、

正義か悪か、

白か黒か、


グレイゾーンや中間点、曖昧にできない考え。


会社では、上司や周りの期待に応えるように仕事をしなければならないのに、この白黒つける思考でいると、自分が納得できるまで、仕事が進まない。


だから、自分の個性的な考えをなるべく押し殺して、仕事をすることになる。

こうして言葉にするだけでも、きゅうくつだ。


なぜこのシロクロつけたがる考えが自分のスタンダードになったのか?


飼い主の場合は、人の好き嫌いなら、嫌いな人が、多い(ような気がする)。


嫌いな人に囲まれて、毎日8時間も過ごすのだから、会社勤めも辛いわけだ。


発達障害の特性なら、仕方ないと諦める?


飼い主の場合は、毒親に好きと言ってもらえなかったから、その反動で、自分から好きにならないと抵抗して、より強く、好き嫌いが激しいのかもしれない。


しかし、その嫌いという、ネガティヴな感情を発生させて、エネルギーを消耗させるのは、より、不注意になって、自分のパフォーマンスを下げるだけだ。


ここで考える。


「なぜ、嫌いな人と一緒にいるのか」


???


「会社で仕事をするため」


だったら、飼い主のお給料も、彼らの協力があるから支払われるのだ。

だから、彼らには感謝してもいいはず。


スーパーのレジで、ぞんざいな対応されても、

駅の自動改札機が急に故障して通せんぼされても、

無事に買い物ができたら、

電車に乗れたら、

そんなことは、すぐに忘れてしまえる。


会社の人にいやなことされても、スルーできたら、すぐに忘れられたら、それで良くないか?


幸い、上司とはうまくやれている。


いやなことされるけど、嫌いにもならない。

取るに足りない存在だ、と、彼らをとらえららたら、会社が辛くなくなると、思えてきた。


 

好き嫌いばかり考えるのは疲れるよ
好き嫌いばかり考えるのは疲れるよ