ないものねだりの執着
2025年02月21日
インコさんと別れて4日。
会社の仕事が、いつもより、スイスイ進む。
周りの人を巻き込まなければならない事があったが、躊躇なく、言うべきことを言えた。
インコさんを亡くした悲しい感情をオフにすると、「遠慮するとか、上手くいかなかったらどうしようとか、」の、めんどうくさい感情全てもオフになるみたい。
「これは、いいかも」
家族はいらないから、仕事が好き、
ワーカホリックになる気持ちがよくわかる。
仕事に集中するのは、他のことを考える余裕はない。
一つの仕事を終えると、ゲームをクリアする気分になり、達成感が自信につながる。
だから、もっともっと仕事をしたくなる。
しかし、家に帰れば、会社のように割り当てられるタスクはない。
何をしてもいいし、しなくてもいい。
でも何もしないと、部屋は散らかり、埃は溜まり、生活環境が荒れ出す。
何もやる気がないけど、何もしないと、
自分が辛くなるだけのセルフネグレクト。
誰よりも大切な自分のために、
掃除をし、自炊し、ゴミ出しを集中して
終える。
やる気なかったけど、終えれば、自分を大切にするゲームの1ステージをクリアした気分。
何かものがほしいのは、執着ならば、
もう帰って来ないインコさんをいつまでも悲しむのも、執着だろう。
執着して悲しんでばかりいると、
何もやる気が起こらず、
セルフネグレクトになってしまう。
飼い主は今生きているから、
飼い主自身を大事にしよう。
ケージを掃除しながら、楽しい思い出をくれたインコさんに感謝する。
